
世の中の、「もの」や「こと」や「しくみ」が、どんどん複雑になってきている、そんな気がします。期を同じくして、広告やセールスプロモーションの世界も、ややこしい問題が増えたように思われます。メディアの多様化。顧客ニーズの細分化。分析しなければならない情報が膨大になるほど、答を見つける道のりが、険しくなるのは必然です。
専門用語がちりばめられた、分厚い企画書や資料は、戦略立案の難しさを、無言で物語ります。しかし、いうまでもないことですが、企画書の厚みと“企画”の厚みは、イコールではありません。大切なのは、難しい問題を、“問題”のまま提出することではなく、いかにぜい肉を削いで、スリムな“答”にまとめあげるか、だと思うのです。
錯綜する情報を解きほぐし、課題を、ターゲットを、クリアにする。コンセプトはできるだけ短く、伝達手段は明解に—。企画制作会社として、私達は、この困難だけど、取り組みがいのある課題と、今日も楽しく、悪戦苦闘しています。